国民的グループとして日本のエンターテインメント界に数々の金字塔を打ち立ててきた「嵐」。大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が紡ぎ出したカルチャーは、グループの歩みとともに今もなお多くのファンの心に深く息づいています。
コンサート会場を華やかに彩る5色のペンライトや公式グッズの定番として親しまれてきた「メンバーカラー(メンカラ)」。しかし、実はデビュー当初から現在の配色に決まっていたわけではありません。どのような経緯で色が定着し、なぜこの5色が選ばれたのか。メンバーカラーの決定理由や初期の意外な変遷の歴史、色にまつわるエピソードを深掘りして解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:嵐の公式メンバーカラーは大野智(青)・櫻井翔(赤)・相葉雅紀(緑)・二宮和也(黄色)・松本潤(紫)の5色で確立されている。
- 要点2:デビュー初期は衣装や企画ごとに担当色が異なり、相葉が黄色、二宮が青、松本が赤を着用するなど流動的な時代が存在した。
- 要点3:メンバーカラーは厳格なオーディションではなく、ライブ演出における視認性や事務所主導の割り振り、個人のキャラクターが自然と合致して定着した。
【一覧表】嵐5人の公式メンバーカラーと基本プロフィール
嵐のメンバーカラーは、グッズ展開やライブ演出はもちろん、メディア出演時のテロップ配色に至るまで一貫して適用されています。まずは現在の公式カラーと各メンバーの役割を一覧で整理します。
| メンバー名 | メンバーカラー | カラーが象徴するイメージ・グループ内の立ち位置 |
|---|---|---|
| 大野智 | 青(ブルー) | リーダー、圧倒的な歌唱力とダンススキル、静かなる包容力 |
| 櫻井翔 | 赤(レッド) | 知性、キャスター、ラップ担当、情熱的な推進力とまとめ役 |
| 相葉雅紀 | 緑(グリーン) | 天真爛漫な笑顔、親しみやすさ、グループを和ませる癒やしの存在 |
| 二宮和也 | 黄色(イエロー) | 演技派、鋭いトークとツッコミ、柔軟で機転の利く頭脳派 |
| 松本潤 | 紫(パープル) | コンサート演出統括、ストイックな美学、華やかさとグループのプロデュース力 |
この5色は、単なる識別マークにとどまらず、それぞれの性格やグループ内での立ち位置を象徴する代名詞として定着しています。
なぜこの色に?嵐のメンバーカラー決め方とイメージカラーの理由
多くのファンが気にする「メンバーカラーはどのように決まったのか」という疑問ですが、結論から言えば「明確な会議や本人の強い希望で決まったのではなく、事務所の衣装割り振りから自然に固定化された」というのが実情です。
ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)のグループにおけるメンバーカラーは、戦隊ヒーローの配色構造に似た視覚的アプローチからスタートしています。遠くの客席からでも瞬時に誰がどこにいるかを識別できるよう、原色を中心とした被りのない配色が施されました。
各メンバーのイメージカラー決定理由には、当時のキャラクター性も大きく反映されています。
【大野智:青】
グループのリーダーであり、普段の穏やかでマイペースな佇まいと、ひとたびステージに立てば芸術的なパフォーマンスを披露する「静かなる職人」のイメージに、深みのある青が合致しました。
【櫻井翔:赤】
慶應義塾大学出身の知性派でありながら、黎明期から力強いサクラップでグループを先導した情熱家。センターや進行役を担うことも多く、グループの主軸を表す情熱の赤が定着しました。
【相葉雅紀:緑】
見る者を元気づける屈託のない笑顔と、動物番組などでも見せる優しさ。周囲を穏やかな空気で包み込む「癒やし」と「自然体」のイメージから、生命力を感じさせる緑が割り振られました。
【二宮和也:黄色】
機転の利くトークセンスと少年のような茶目っ気を持つ二宮。明るくポップでありながら、どこか繊細で独特の存在感を放つキャラクター性に、注意を引くビビッドな黄色が見事にマッチしました。
【松本潤:紫】
グループ最年少でありながら、スタイリッシュなルックスと抜群のカリスマ性を放つ松本。気品と妖艶さを兼ね備えた紫は、ライブ演出にストイックな美意識を注ぎ込む彼のキャラクターそのものです。
初期は違った?嵐のメンバーカラー変更と知られざる変遷の歴史
嵐のメンバーカラーは最初から現在の配色だったわけではありません。デビュー当時の1999年から2000年代前半にかけては、衣装や出演番組ごとにカラーが入れ替わる過渡期が存在していました。
特に初期の代表的な変遷として知られているのが、以下の事実です。
- 相葉雅紀が「黄色」を担当していた時期:初期の歌番組やコンサート衣装では、相葉が黄色を着る機会が多く見られました。
- 二宮和也が「青」を担当していた時期:二宮が青、大野が緑といったシャッフルが頻繁に行われていました。
- 松本潤が「赤」を担当していた時期:ごく初期には、松本がセンターポジション用の赤を着用することもありました。
当時はグループ全体のビジュアルバランスを優先して衣装が選ばれていたため、「このメンバーはこの色」という固定概念がまだ強固ではありませんでした。明確に現在の「大野=青、櫻井=赤、相葉=緑、二宮=黄、松本=紫」として定着したのは、2000年代中盤(2003年〜2005年頃)の全国ツアーやレギュラー番組の本格化に伴うタイミングでした。公式グッズのラインナップにメンバーごとのカラーバリエーションが導入されたことで、現在の5色が決定打となったのです。
ライブを彩るペンライトの進化とメンバーカラーがファンに与えた影響
嵐のメンバーカラーの歴史を語る上で欠かせないのが、「コンサートにおけるペンライトの進化」です。
初期のペンライトは単色発光(白やグループ共通の1色)が主流でしたが、ツアーごとに5色切り替え式のペンライトが登場。ファンが自らの「推し」のカラーを灯すことで、巨大ドームの客席は色鮮やかな光の海へと変化しました。
さらに2014年の『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』以降、松本潤の演出主導により無線制御型ペンライト(フリフラ/Freely Flashing Light)が本格導入されました。運営側のプログラミングによって5万5000人の客席全体が一瞬で櫻井の「赤一色」や大野の「青一色」に染まるなど、メンバーカラーは観客とステージを一体化させる最大の演出装置へと昇華したのです。
メンバー各自が語る「自分のカラー」への愛着と象徴的エピソード
年月を重ねるにつれ、メンバー自身もそれぞれのカラーに対して強い愛着を抱くようになりました。
バラエティ番組や雑誌のインタビューでは、「普段の私服では自分のメンバーカラーを避けてしまう(街中で目立ってしまうため)」というアイドル特有の裏話を明かしつつも、贈り物を渡す際やお祝いの場面では互いのメンバーカラーを選ぶなど、信頼関係の証として大切に扱われてきました。
相葉が私物で緑色のアイテムを見つけるとつい惹かれてしまうエピソードや、櫻井が番組内で「赤を見ると自分の色だと感じる」と語る場面など、20年以上の活動を通じてメンバーカラーは単なる記号を超え、「5人の絆とアイデンティティ」そのものとなったと言えます。
【嵐のメンバーカラー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐のメンバーカラーは本人が自分で選んだのですか?
A1:本人が選んだわけではありません。デビュー初期の衣装の割り振りや、視覚的なバランス、それぞれのキャラクター性を考慮して事務所主導で自然に割り振られ、ツアーグッズの展開などを通じて定着しました。
Q2:メンバーカラーが変わる前の初期の配色はどのような組み合わせでしたか?
A2:明確な1パターンに固定されていたわけではありませんが、相葉雅紀が黄色、二宮和也が青、大野智が緑などを着用していた時期があり、現在の配色とは異なる組み合わせがステージで見られました。
Q3:公式グッズでメンバーカラーが初めて採用されたのはいつ頃ですか?
A3:2000年代中盤のコンサートツアーから、ペンライトの多色展開やストラップ、タオルなどのアイテムにメンバーカラー5色が明確に反映されるようになりました。
まとめ:時代を超えて輝き続ける嵐の5色とグループの絆
偶然の重なりと活動の積み重ねによって確立された、嵐のメンバーカラー。大野智の青、櫻井翔の赤、相葉雅紀の緑、二宮和也の黄色、松本潤の紫という5つの光は、彼らが歩んできた栄光の軌跡そのものです。
5人が揃った時に生み出される圧倒的な輝きと調和は、それぞれのカラーが互いを引き立て合っているからこそ。時代が移り変わっても、この5色が放つ特別な意味とファンとの絆が色あせることはありません。 (出典: 嵐 メンバー カラー(Yahoo!ニュース))