広島市中心部の交通結節点として、日々多くの通勤・通学客や観光客が行き交うアストラムライン本通駅。地下街「紙屋町シャレオ」と直結し、路面電車や高速バスへの乗り継ぎ拠点としても機能する要所ですが、地下特有の多層構造や多彩な出口の存在から、初めて訪れる人が迷いやすいスポットでもあります。
この記事では、現地取材に基づき、アストラムライン本通駅の構内図や主要出口、広島電鉄(広電)や広島バスセンターへの最短乗り換えルート、最新の運賃体系や定期券うりば情報、そして気になる延伸計画の動向まで分かりやすく整理してお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:本通駅改札は地下街「紙屋町シャレオ」南通りに直結しており、雨に濡れず広電やそごう方面へアクセス可能。
- 要点2:広島エリアの新決済システム「MOBIRY DAYS(モビリーデイズ)」および全国相互利用ICカードに対応し、スムーズな乗降が可能。
- 要点3:広域公園前駅からJR西広島駅を結ぶ延伸計画が進行中で、都心と西部をつなぐ新環状ネットワークの要として期待が高まる。
【構内図・出口案内】紙屋町シャレオ直結!迷わない地下街ルートとコインロッカー
アストラムラインの起点(01番駅)である本通駅は、地下2階に島式1面2線のホーム、地下1階に改札口とコンコースを配置したコンパクトな地下駅です。ホームから改札階へはエレベーターおよび上り下りのエスカレーターが整備されており、バリアフリー動線も確保されています。
改札口を出ると、目の前に広がるのが地下街「紙屋町シャレオ」です。アストラムライン本通駅の出口はシャレオの通路と一体化しており、案内看板の表記に従って進むことで、地上に出ることなく主要スポットへ向かうことができます。
主な出口とアクセス先は以下の通りです。
- シャレオ南通り(南3・南4出口方面):本通商店街、広島パルコ、サンモール方面
- シャレオ中央広場経由(東通り方面):広電「紙屋町東」電停、広島県庁方面
- シャレオ中央広場経由(西通り方面):広電「紙屋町西」電停、エディオンピースウイング広島方面
- シャレオ連絡通路直結:そごう広島店、アクア広島センター街(広島バスセンター)
荷物が多い旅行者や出張時に重宝するコインロッカーは、アストラムライン本通駅の改札外コンコース(定期券うりば付近)および紙屋町シャレオ中央広場付近に設置されています。ICカード決済対応の多機能ロッカーも配置されているため、身軽に市内観光へ繰り出す拠点として活用できます。
【乗り換え完全ガイド】広電(路面電車)&広島バスセンターへの最短ルート
本通駅周辺は、アストラムライン、広島電鉄(路面電車)、路線バス・高速バスが交差する広島随一のトランジットポイントです。目的地に応じて最適な乗り換えルートを押さえておくと移動時間を大幅に短縮できます。
1. 広電(路面電車)への乗り換えルート
広電への乗り換えは、利用する系統によって最寄りの電停が異なります。
- 広電「本通」電停(1・3・7号線):改札を出てシャレオ南通りを進み、南1または南2出口のエスカレーターを上がるとすぐ目の前に電停があります。所要時間は徒歩約2分です。
- 広電「紙屋町東」「紙屋町西」電停(2・6号線など):宮島口方面や広島駅方面(相生通り経由)へ向かう場合は、シャレオ中央広場を経由して東通りまたは西通りの階段・エレベーターを利用します。所要時間は徒歩約4〜5分です。
2. 広島バスセンターへの乗り換えルート
県内外への高速バスや近郊路線バスが発着する広島バスセンター(そごう広島店3階)へは、完全屋内ルートでの移動が可能です。
本通駅改札を出てシャレオ中央広場方面へ北上し、そごう広島店本館連絡口のエスカレーター・エレベーターを利用して3階へ上がります。悪天候時でも雨風にさらされることなく、徒歩約6〜7分でバス乗り場に到着します。
【時刻表・終電情報】ラッシュ時の運行間隔と深夜の最終便チェックポイント
アストラムラインは起点である本通駅から広域公園前駅までを結んでおり、定時性の高さが大きな強みです。
朝の通勤・通学ラッシュ時間帯(7時台〜8時台)には約2分30秒〜4分間隔の高密度運行が行われており、時刻表を細かく意識せずともスムーズに乗車できます。日中時間帯は概ね10分間隔(1時間あたり6本)のパターンダイヤとなっており、待機ストレスの少ない運行体制が維持されています。
サンフレッチェ広島の試合開催日やイベント時には臨時列車が増発されるため、エディオンピースウイング広島(最寄り:県庁前駅/本通駅から徒歩圏)やエディオンスタジアム広島(広域公園前駅)へのアクセス時も安心です。
深夜帯の利用で特に確認しておきたいのが終電時間です。本通駅発の下り列車(広域公園前方面)は、平日・土休日ともに23時台後半から24時過ぎにかけて運行されています。長楽寺止まりと広域公園前行きで最終の行き先が異なる場合があるため、夜間に利用する際は改札口の発車標や構内アナウンスを必ず確認してください。
【運賃・定期券・MOBIRY DAYS】乗車券売り場と新決済システムの活用術
アストラムラインの普通運賃は区間制となっており、本通駅からの初乗り運賃(1区・大人)から終点の広域公園前駅まで、距離に応じて段階的に設定されています。
| 区間(本通駅起点) | 主な駅 | 大人普通運賃(目安) |
|---|---|---|
| 1区(〜3km) | 県庁前、城北、白島 | 190円 |
| 2区(〜6km) | 新白島、不動院前、祇園新橋北 | 230円 |
| 3区(〜9km) | 中筋、古市、大町 | 300円 |
| 5区(〜18.4km) | 大塚、広域公園前 | 490円 |
新乗車券システム「MOBIRY DAYS」と全国交通系IC
広島エリアの公共交通機関では、新乗車券システム「MOBIRY DAYS(モビリーデイズ)」の導入が進んでいます。スマートフォンアプリに表示させたQRコードや専用ICカードを改札機のリーダーにかざすだけでスムーズに通過でき、チャージや利用履歴の確認もアプリ上で完結します。
もちろん、ICOCAやSuicaをはじめとする全国相互利用対象の交通系ICカードも引き続き利用可能です。自動券売機での切符購入に加え、キャッシュレスでのスピーディーな利用環境が整っています。
定期券うりばの案内
本通駅の改札外コンコースには定期券うりば(窓口)が設置されています。通勤・通学定期券の新規購入や継続手続き、各種乗車証の発行手続きを受け付けています。新学期や年度初め(4月上旬)は混雑が予想されるため、自動定期券発行機やウェブ予約サービスを併用した早期の手続きがおすすめです。
【2026年最新】アストラムライン西広島延伸計画の動向と将来像
アストラムラインは現在、終点の広域公園前駅からJR山陽本線・広電の接続拠点であるJR西広島駅方面への延伸事業が進められています。
この延伸計画は、広域公園前駅から西風新都を抜け、己斐中央(仮称)を経由して西広島駅へ至る約7.1kmの新ルートを新設する構想です。全線が開通すると、本通駅を起点とする都心部と広島市西部エリアが一本の環状ネットワーク(ラケット型ループ)で結ばれることになります。
本通駅にとっても、広島駅方面からのJR利用客が西広島経由でアクセスできるようになるなど、混雑緩和と回遊性の飛躍的な向上が見込まれています。広島市中心部と郊外拠点を結ぶ基幹インフラとして、今後の工事進捗と開業スケジュールに引き続き注目が集まっています。
【アストラムライン本通駅】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:本通駅からJR新白島駅へ行くにはどのくらい時間がかかりますか?
A1:アストラムラインで約5分です。新白島駅はJR山陽本線との乗り換え専用通路が整備されており、JR線への接続が非常にスムーズです。
Q2:全国のSuicaやPASMOはアストラムライン本通駅でも使えますか?
A2:はい、問題なく利用できます。改札機のICカードリーダーにタッチするだけで自動精算されます。また、駅構内の自動精算機・券売機でのチャージにも対応しています。
Q3:雨の日でも傘を差さずに広島バスセンターや広電本通電停へ行けますか?
A3:広島バスセンターへは地下街シャレオからそごう館内を経由することで完全屋内移動が可能です。広電本通電停へは地下出口を出てすぐの位置にありますが、電停ホーム自体は屋根があるものの道路上にあるため、数歩程度雨に当たる場合があります。
まとめ:広島都心の要所をスマートに使いこなすために
アストラムライン本通駅は、地下街シャレオをハブとして広電、バスセンター、商業施設へとシームレスにつながる広島のメインゲートです。構造と接続ルートさえ把握しておけば、雨の日でも濡れることなく快適に市内各所へ移動できます。
最新のMOBIRY DAYSや交通系ICを活用しつつ、運行ダイヤや出口の位置関係を頭に入れておくことで、日常の移動や観光がぐっと快適になります。西広島延伸という未来の進化も見据えながら、広島都心の頼れる足としてぜひ本通駅を賢く使いこなしてください。 (出典: アストラムライン 本 通 駅(Yahoo!ニュース))