パリ発の老舗パティスリーメゾンとして、優雅なサロンドテと色鮮やかなマカロンで多くのスイーツファンを虜にしてきた「ラデュレ 渋谷松濤店」。文化複合施設Bunkamura内で特別なひとときを提供していた同店ですが、営業終了が発表された際には大きな衝撃が走りました。
「なぜあの格式高い店舗が閉店したのか」「跡地はどうなっているのか」「渋谷エリアでの再出店や移転先はあるのか」といった疑問を抱く方は今なお後を絶ちません。今回は、渋谷松濤店が閉店に至った決定的な理由から、現地の再開発状況、そして2026年現在のラデュレ各店舗の最新動向までを追究します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ラデュレ渋谷松濤店の閉店理由は、隣接する東急百貨店本店の解体とBunkamuraの長期休館を伴う大規模再開発によるもの。
- 要点2:跡地エリアでは現在、新ランドマーク「Shibuya Upper West Project」の建設工事が2027年度の竣工に向けて着工中。
- 要点3:松濤店直系の単独移転はないものの、都内では銀座本店をはじめとする各サロンドテで伝統のアフタヌーンティーが継続展開中。
【真相解明】ラデュレ渋谷松濤店が閉店した決定的な理由と背景
ラデュレ渋谷松濤店が惜しまれつつその幕を閉じたのは、2023年4月9日のことでした。ファンにとって突然の別れに思えた営業終了ですが、その背景には渋谷・松濤エリア全体の都市機能刷新という巨大なプロジェクトが関わっています。
直接的な閉店理由は、隣接する東急百貨店本店の営業終了(2023年1月31日)と解体、および複合文化施設「Bunkamura」の大規模改修に伴う長期休館です。ラデュレ渋谷松濤店はBunkamuraの3階に位置していたため、施設全体の休業プロセスに合わせて営業を終えざるを得ない構造的要因がありました。
一部で囁かれた「客足の減少や不採算による撤退」という噂は実態と異なります。連日アフタヌーンティーの予約で席が埋まり、松濤という土地柄に合わせた上質なサロン空間は極めて高い稼働率を誇っていました。あくまで渋谷・松濤エリアの大規模再開発計画に連動した計画的クローズというのが真相です。
愛された名店を振り返る|渋谷松濤店限定メニューとアフタヌーンティーの評判
2018年12月にオープンした渋谷松濤店は、日本国内のラデュレ店舗の中でもひときわ特別な存在感を放っていました。白と淡いグリーンを基調としたパリの邸宅を思わせるインテリアに加え、開放的なテラス席を備えたサロン・ド・テは、渋谷の喧騒から離れた大人の隠れ家として親しまれていたのです。
なかでも高い評判を集めていたのが、渋谷松濤店限定のアフタヌーンティーセットでした。旬のフルーツを贅沢に使ったパティスリーや、シェフが趣向を凝らしたセイボリー、そしてラデュレの代名詞であるマカロンを三段スタンドで味わう時間は、記念日や推し活の場としても絶大な支持を獲得していました。
また、近隣のBunkamura ザ・ミュージアムやオーチャードホールで開催される展覧会・公演と連動した「コラボレーションメニュー」も名物の一つでした。観劇前後に優雅なティータイムを過ごすというカルチャー体験を提供していた点も、他の店舗にはない渋谷松濤店ならではの価値でした。
「ショックすぎる」ラデュレ閉店当時のネットの反応とファンの声
閉店が公表された直後、SNSやレビューサイトには利用客からの惜別の声が溢れ返りました。東急百貨店本店の閉店と時期が重なったこともあり、渋谷の上質で落ち着いた文化エリアが姿を変えることへの寂しさを吐露する投稿が相次ぎました。
X(旧Twitter)やInstagramなどのネット上では、以下のようなリアルな反応が目立ちました。
「Bunkamuraに行くたびに立ち寄っていた特別な場所だったのに、本当に寂しい」
「テラス席でいただくアフタヌーンティーの優雅さは都内随一だった」
「東急本店に続いて松濤のラデュレまで…渋谷の落ち着いたオアシスが消えてしまう」
特に、同年8月に銀座三越のサロン・ド・テがクローズしたことも重なり、ファンの間では「ラデュレの優雅なサロンドテが次々と減ってしまうのではないか」という危機感と動揺が一気に広がることとなりました。
【2026年最新】Bunkamura跡地の現在と渋谷再開発プロジェクトの進捗
かつてラデュレ渋谷松濤店が存在したBunkamuraおよび旧東急百貨店本店の一帯は、2026年現在、「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」として大規模な建設が進められています。
このプロジェクトは、地上36階・地下4階の超高層複合ビルを建設し、ラグジュアリーホテル「ザ・スウェイヤー・コレクション」やハイクオリティな商業施設、洗練されたレジデンスを導入する計画です。休館中のBunkamuraも改修を経てこの新街区と融合し、2027年度の竣工・開業を目指して工事が進められています。
かつての優雅なサロン空間は現在解体・再構築の渦中にありますが、新ビル開業の際には、かつての松濤エリアの格式を受け継ぐハイエンドなスイーツブランドやカフェの出店が予定されています。文化とラグジュアリーが交差する新たな拠点として、跡地周辺は劇的な変貌を遂げつつあります。
移転先はあるのか?ラデュレの現在地と注目の営業状況
渋谷松濤店の閉店時、ファンの間で最も注目されたのが「渋谷エリア内の別拠店への移転はあるのか」という点でした。結論から言うと、渋谷松濤店としての直接的な移転オープンは行われていません。
しかし、ブランド全体としては国内でのサロン体験の再構築を力強く進めています。象徴的な出来事が、2024年に実現した「ラデュレ 銀座本店」の路面店としてのグランドオープンです。銀座三越からの撤退後、銀座のメインストリートに堂々たる旗艦店を構え、伝統のアフタヌーンティーや限定スイーツを提供するスタイルを進化させました。
渋谷エリア近辺でラデュレの世界観を堪能したい場合、現在は表参道店や日比谷店、銀座本店が主要なアクセス先となります。各サロンドテではWEB予約システムが整備されており、以前のように並ぶことなくスムーズにティータイムを楽しめる環境が整っています。
【最新版】マカロンやアフタヌーンティーを楽しめるラデュレ店舗一覧
2026年現在、日本国内でラデュレのスイーツやアフタヌーンティーを堪能できる主要拠点を紹介します。サロン併設店とテイクアウト・ブティック専門店を用途に応じて使い分けるのがスマートです。
【サロン・ド・テ併設(イートイン・アフタヌーンティー対応)】
・ラデュレ 銀座本店:ブランドの象徴となる旗艦店。贅を尽くした内装と特別なコースを提供。
・ラデュレ 日比谷店:日比谷シャンテ内に位置し、観劇前後やショッピングの合間に最適な空間。
・ラデュレ 京都四条店 / 京都祇園店:和のエッセンスとパリの美学が融合した関西の重要拠点。
【ブティック(テイクアウト・ギフト専門店)】
・ラデュレ 新宿店(ルミネ新宿):定番マカロンや焼き菓子のギフト購入に抜群の利便性。
・ラデュレ 横浜そごう店:神奈川エリアの旗艦ブティック。
・ラデュレ アミュプラザ博多店:九州エリアのギフト需要を支える人気店。
サロンドテでのアフタヌーンティー利用を検討している場合は、各店舗の公式WEBサイトまたは予約専用サイトからの事前予約が推奨されます。特に土日祝日や季節限定メニューの提供期間中は満席になるケースが多いため、早めのスケジュール確保が必須です。
【ラデュレ 渋谷 松濤 店】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラデュレ渋谷松濤店はなぜ閉店してしまったのですか?
A1:隣接する東急百貨店本店の営業終了・解体と、同店が入居していた複合施設「Bunkamura」の長期休館改修工事に伴う計画的な閉店です。渋谷松濤エリアの大規模再開発プロジェクトが直接の理由です。
Q2:渋谷松濤店のあった場所の現在はどうなっていますか?
A2:2027年度の竣工を目指す大型複合開発「Shibuya Upper West Project」の建設工事が進んでいます。ラグジュアリーホテルや新商業エリアを備えた施設として生まれ変わる予定です。
Q3:渋谷エリアの近くでラデュレのアフタヌーンティーを楽しめる店舗はどこですか?
A3:渋谷松濤店直系の後継店はありませんが、近隣エリアでは日比谷店や銀座本店、表参道のブティック・取り扱い拠点などが候補となります。サロンドテ利用には事前予約が便利です。
まとめ:渋谷松濤店の記憶と進化し続けるラデュレの魅力
Bunkamuraという特別な文化空間で、訪れる人々に非日常の安らぎを提供してくれたラデュレ渋谷松濤店。その営業終了は一つの時代の区切りとなりましたが、街の発展に伴う必然的なステップでもありました。
2027年度に向けて変貌を遂げるBunkamura跡地周辺の動向に期待を寄せつつ、現在は新しく生まれ変わった銀座本店や日比谷店などのサロンドテで、伝統のマカロンと優美なアフタヌーンティーのひとときを堪能してみてはいかがでしょうか。 (出典: ラデュレ 渋谷 松濤 店(Yahoo!ニュース))